大雪が降った場合、私たちの日常生活にも大きな影響が及ぶ。寒い中、雪の影響で起きる停電。北海道・紋別市では送電線の鉄塔が倒れ、一時市内全域で停電になった。低気圧に伴う暴風雪によって湿った雪が電線に多量に付着したのが原因とみられている。また、雪による倒木などで電線が切れる被害もあった。新潟県内では4000か所を超える断線などが発生。新潟市や佐渡市など約8万5000戸が停電になった。大雪になるような寒波では生活に欠かせない水道にも被害が及ぶ。石川県では寒波の影響で水道管が凍結し、一時約1万戸が断水した。東京都でもこの寒波で水道のトラブルが多数発生した。さらに雪によって集落が孤立するケースもあった。石川県・輪島市では1929年の統計開始以来12月としては最も多い60cmの積雪を観測した。雪による倒木で道路が塞がれ、複数の集落が孤立した。外出時、注意が必要なのが「落雪」だ。雪が降ったあと気温が上昇すると雪の表面が溶け溶けた水が屋根の表面に入ると摩擦が少なくなり突然滑り落ちる。雪が降ってから数日たった状態のざらめ雪の場合、被害は特に大きくなる。降ったばかりの雪は空気を多く含むため軽くてふわふわだが、ざらめ雪は降った雪の一部が溶けて固まっている。2つの雪の重さを比べると降ったばかりの雪では100立法センチあたり5g、ざらめ雪は35gと実に7倍の重さだった。落雪は雪の衝撃だけでなく雪に埋まって窒息し死に至ることもある。軒先のつららにも要注意。常に頭上に注意して歩きましょう。
