“東京一極集中”は今、大学をめぐっても議論が行われている。23区内の大学の定員「学生数の規制」について。現在、区内の大学は定員増を原則認めないと法律で規制されている。この規制が来年度末に期限を迎えることから、規制を継続するか一部緩和するか撤廃か議論されている。狙いは東京一極集中の是正。国や地方は大学進学を機に若者が東京に出てしまうことで地方の少子高齢化が加速するとの懸念を持っている。こうした声を背景として2018年に23区の大学には定員増・学部新設を10年間認めないという法律が成立した。国は今年、有識者会議を設置し規制について議論している。これに対し、地方からは地方大学は撤退を余儀なくされるなどの意見のほか、地方での学びは学生にもメリットがあるとして規制を維持すべきとの意見が大半を占めている。東京都は不合理な規制だとして反発を強めている。都の調査では23区内の大学で回答のあった68大学のうち41大学が規制によって影響があったと回答。
