東京電力が、新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料を中間貯蔵施設に搬出する作業を開始した。原発以外の施設では、中間貯蔵は国内初となる。再稼働を目指す柏崎刈羽原発6号機・7号機では、使用済み核燃料の貯蔵率が9割を超えている。柏崎市は再稼働の条件として、その割合をおおむね80%以内にすることを東電に求めていた。今回は、青森・むつ市の中間貯蔵施設に使用済み核燃料69体を搬出する予定。原発以外の施設で使用済み核燃料が中間貯蔵されるのは、国内で初めてのこと。
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