福島第一原発の事故からことしで15年となる。東京電力ホールディングスは事故後はじめて新潟県の柏崎刈羽原子力発電所を再稼働させる計画。会社にとって原発事故の賠償や廃炉と電力の安定供給をどう両立させていくか改めて問われる1年になる。東京電力は再稼働で年間の収支が約1000億円改善するとしているが今年度の中間決算では廃炉に向けた費用の計上でグループ全体の最終損益は7100億円あまりと赤字。「総合特別事業計画」(今後10年間の再建計画)で期限を切って新たな提携先を募る方針を打ち出し経営合理化策とあわせ再建への道筋を示す考え。
