東京・新宿駅にできた人だかり。流行発信地のひとつとして親しまれてきた新宿ミロードがきのう40年間の歴史に幕を下ろした。先月閉館したアルタに続き、新宿からまたひとつ商業施設が卒業した。今後、都庁を超える高さのビルができるなど新宿が新たな時代に突入する。新宿駅南口に隣接する新宿ミロードは1984年にオープン。ヤングの情報発信基地として16歳から25歳をターゲット。なかでも新宿駅西口と南口をつなぐモザイク通りは2000年新宿区景観まちづくり賞を受賞。善本 喜一郎の「東京DEEPタイムスリップ1984⇔2022 Tokyo」の中の新宿ミロードの8階から撮影した新宿駅南口の画像を紹介。現在はバスタ新宿、高島屋タイムズスクエアなどが建設され、その景色は様変わりした。新宿ミロードは新宿駅西口地区の再開発にともない閉館することになった。別れを惜しむ人が新宿ミロードを訪れるなかめざまし8が出会ったのは50代の女性2人組。高校の通学途中二ミロードがあったこともあり学校帰りにラーメンを食べながらおしゃべりするなど青春が詰まった場所だという。その後就職、結婚。忙しい日々の中10年以上会えない時期もあったという2人だが、今回新宿ミロードの閉館は再開のキッカケとなった。今年の年賀状では「お元気ですか、ことしミロードが閉館。またご飯一緒に食べたいな」という言葉が。さらに、別れのメッセージを綴っていた20代の2人組は「あそぶといったらここに来ていた」「座れるスペースもあっておしゃべりしたり」などコメント。