東京・中央区の日本橋地区再開発と道路の老朽化に伴い、首都高速道路の一部区間が長期間通行止めとなり、銀座エリアを走る東京高速道路、通称KK線が廃止された。都心などを走る首都高速道路は1日におよそ10万台という交通量に加え、開通から60年以上が経過して老朽化への対策が必要とされていた。昨日午後8時、首都高の神田橋ジャンクションから西銀座ジャンクション間のいわゆる首都高八重洲線は高速道路の地下化工事のため通行止めとなった。10年後の2035年度に再び開通する見通し。また、これに接続している東京高速道路、通称KK線はきのう廃止となった。KK線は今後、歩行者が自由に行き来できる広場として整備されるということだ。