久保凛の目標は、東京世界陸上に出場し、ファイナルに残ること。今月5日の陸上 日本選手権 女子800m決勝で、日本新記録をマーク。現在高校3年生。久保の武器は、身長168cmの長身を活かしたダイナミックな走り。そこには進化の鍵を握るある練習が。午前6時過ぎ、早朝から学校に向かう久保。この日は7時から朝練開始。体操・ストレッチを入念に行うと、続いて基礎トレーニング。さらにジョギングペースで3.6キロを走るメイン練習。東大阪大学敬愛高校の野口雅嗣監督は、他の人がメイン練習でするようなペースで久保はウォーミングアップから走っている。朝練の最後に行ったのがフォーム走。そのフォームは上半身が全くブレない。スピードを維持してリラックスして走れるようになったことで体のブレを亡くし後半のスピードアップに繋がっていた。今月5日の陸上 日本選手権 女子800m決勝は自身の持つ日本記録を更新。