- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 押尾駿吾 吉岡真央 菅谷鈴夏
オープニング映像。
台風15号はあすにかけて西日本と東日本の太平洋側を進み、午後には関東に最も近づく見込み。宮崎では線状降水帯が発生し、気象庁は顕著な大雨に関する情報を発表した。高知・安芸市のゆず農家は、風にあたって傷がつくことを懸念していた。四国では交通機関にもすでに影響が出ている。
高知市中心部から中継で現在の様子を伝える。雨と風は現在、少し落ち着いてきている。早めに店じまいをしたところもあった。あすの営業時間については雨の状況をみながら判断するという。大分県佐伯市から中継で現在の様子を伝える。滝のように雨が流れ落ちている。佐伯市は午後8時すぎ、全域に避難指示を出す。市は避難所を24か所に設置。危険な場所から避難するよう呼びかけている。
雨は台風から離れた地域でも強まった。東京都国分寺市、小金井市の様子。車道が水浸しに。それから2時間後の金沢市でも雨が強まる。千葉県旭付近では午後2時までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられる。神戸市内を流れる都賀川ではわずか10分ほどの間に増水。この川では50代女性が一時取り残されるも救助されけがもなかったという。
台風15号について。大阪・関西万博では150あまりの参加国の国旗を降ろす対応。博覧会協会はパラソルや看板など風に飛ばされやすいものを固定、一時撤去の対応を呼びかける。対策は各地で進められている。田んぼでは塩害を防ぐため水の侵入口を土のうで塞いでいた。交通への影響も。JR四国はあす、土讃線、牟岐線、予土線の一部区間で始発から計画運休。新幹線や首都圏のJR在来線や私鉄は今のところ通常どおり運転の予定。台風の進路によっては見合わせの可能性もあるとしている。
バスタ新宿から中継で現在の様子を伝える。バスへの影響は出ていない。交通各社はあす、台風の進路によっては運休や遅れなど発生するおそれがあるとして最新の情報を確認するよう呼びかけている。
台風15号情報。名古屋大学・横浜国立大学・坪木教授は、台風が弱いからといって雨が弱いことは決してない。大雨が発生することがあると指摘。例にあげたのは2022年の台風15号。台風の中心気圧は1000hPaほどだったが静岡県で線状降水帯が発赤。24時間で400ミリ超の記録的な大雨になった。台風15号の水蒸気の量について、坪木教授は非常に大量の水蒸気が流れ込んでいる。線状降水帯の発生は十分考えられると指摘。
台風はこのあとも九州の東の海上を北寄りに進み、九州や四国にかなり接近する見込み。その後進路を東寄りに変え、あすにかけて西日本から東日本の太平洋側を東へ進むと予想されている。佐伯で87mm、延岡で85mmの雨量を観測。宮崎県と大分県では土砂災害警戒情報が発表されている。宮崎県は氾濫危険水位を越えている川もある。延岡市内の一部地域に緊急安全確保を出した。警戒レベルは最も高いレベル5。西日本と東日本の太平洋側を中心に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。東北は前線がのびるため非常に激しい雨が降るおそれがある。
台風15号についてスタジオで解説。台風の中心から離れた地域でも警戒が必要。今後も線状降水帯が発生するおそれがある。早めの避難を呼びかけている。避難が困難な場合、2階以上や崖から離れた部屋など少しでも安全な場所にいる。交通機関への影響も出るおそれもあるため最新情報を確認できる状況にいることが大切。
被害者の父親が事件をめぐる検証結果を受けて会見を開く。父親は、少しずつでも報告でないとあいつが報われないなどと話す。この会見の4時間前、神奈川県警の本部長が謝罪。和田本部長は、被害者の女性や親族からの相談党に対する不適切な対応について深くおわび申し上げると述べ謝罪。今年4月、女性の遺体が見つかる。元交際相手の男が殺人の疑いで逮捕、起訴される。女性は元交際相手からのストーカー被害など警察に相談するも十分な対応がとられなかったと遺族が訴えていた。ミスが繰り返されたことを認めた神奈川県警。報告書で指摘されているうちの一つが電話への対応。女性はあわせて9回、電話で相談。少なくとも3回はつきまといなどに関するものだったが、担当の警察官全員が危険性、切迫性を過小評価。本来とるべき対応を行っていなかった。行方不明になった2日後、身を寄せていた祖母の自宅の窓ガラスが割られているのが見つかる。通報を受け、警察官が状況を調べる。報告書では写真撮影、指紋採取などを行わず事件性が低いと拙速に判断し捜査の基本を欠いていたとしている。
行方不明となった直後も被告が自宅周辺をうろついていたといった情報も。さらに被害者を殺害した疑いがあると被告の親族から情報提供があったにもかかわらず女性の命に危険が生じていることを想定した捜査は行われなかった。神奈川県警は警察署の署長ら5人を減給や戒告の懲戒処分などにするなど計40人を処分。被害者が殺害されたことについて、和田本部長は、警察の不適切な対応と被害者が亡くなったことの因果関係については一概に申し上げることは困難であると考えていると述べる。桶川ストーカー殺人事件の遺族の男性は組織的にまずいところがある。恥ずかしい話と述べる。千葉大学・後藤理事は、原因が個人に帰するのか、警察にある考え方、文化に起因するのか分析しなければ同じことが繰り返されるのではないかと述べる。事件を受け警察庁は全国の警察本部に司令塔役を新たに設置するなど再発防止に向けた体制づくりを指示。
日本時間の今夜7時すぎ、中国の国営メディアは「習近平国家主席とキム総書記が首脳会談を行った」と伝えた。会談の詳しい内容は、今夜9時すぎの段階では明らかになっていない。両首脳が会談したのは、習主席が北朝鮮を訪問した2019年6月以来。中国ではきのう日本との戦争に勝利した80年の記念の場して、大規模な軍事パレードが行われていた。キム総書記はこれに合わせて北京を訪れていて、ロシアのプーチン大統領や各国の首脳とともに一連の行事に出席。習主席と言葉を交わす様子も見られた。会談に先立ち中国外務省の報道官は記者会見で「中朝関係や共通の関心事について突っ込んだ意見を交わす予定」としたうえで、「両国の最高指導者の会談は重要な意義がある。中国は両国の戦略的なコミュニケーションを強化し、中朝間の伝統的な友好協力関係を絶えず前に進めていきたい」と強調していた。今回の首脳会談について中国は北朝鮮との友好関係を首脳間で確認し、今後アメリカのトランプ大統領との首脳会談に向けて中朝間の結束を示したいねらいがある。一方北朝鮮はウクライナ侵攻などをめぐりロシアとの関係を強化する中、ギクシャクしているともされた中国との伝統的な関係をアピールしたい思惑があるとみられる。
山形新幹線がクマとぶつかったのは山形県の板谷駅と福島県の庭坂駅の間の在来線に乗り入れている区間。乗客にけがはない。一時運転を見合わせる。山形新幹線はことし6月にもクマとぶつかり、一時運転を見合わせた。
秋田県由利本荘市で61歳の男性がクマに襲われる。男性は頭や腕などにけがをしたが、搬送時には会話ができる状態だったという。長野県千曲市でクマが捕獲された。体長1.5メートルほどのオスのツキノワグマ。近くの畑でブドウ120房以上が動物に食べられる被害が出たためワナを設置していた。宮城県加美町の住宅では飼育されていた七面鳥がクマに食べられる被害があった。玄関に設置していた防犯カメラの映像を室内から確認したところ、クマが七面鳥を食べる様子が映っていた。この住宅ではニワトリ12羽が食べられるなどの被害が相次ぐ。
人の生活圏でクマの出没が相次ぐ。環境省によると、今年4月から先月末までにクマによる人身被害は全国で69人、うち5人死亡。過去最多の2023年度とほぼ同水準となっている。被害が相次ぐ要因について、福島大学・望月准教授は耕作放棄地が増え、動物が隠れやすい場所ができ、クマが人里に出てきやすい状況があると指摘。対策としてクマが出没しにくい環境整備が大前提だという。
今年1月、埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没。トラックが転落し運転していた男性が死亡。原因究明委員会がきょう中間の取りまとめを公表。城西大学・藤野学長は道路陥没の原因は硫化水素によって腐食した下水管と考えられると述べた。現場付近では劣化が早まりやすい構造だったことも指摘された。下水道管を設置する際の契約書によると、上流から下流に向けて高低差1.9mほどの勾配を下り下水が流れていく仕様になっている。管のコンクリート腐食がより早く進むとされている。標準の耐用年数は50年とされるなかで現場は使用開始から42年だった。
暮らしへの影響が続いている。路線バスは迂回。下水のにおいが気になるとの声もある。埼玉県は年内に下水道管を仮復旧させる計画。来年4月に片側1車線で通行止めを解除することを目指す。本格復旧には5~7年かかる見通し。全国下水道マップ、2023年度の老朽化率。都市部での老朽化率の高さが目立つ。日本コンクリート防食協会・三品会長は、点検項目は追加してもらわないとなかなか今回のような事故は防げないのではないかと述べる。
小泉農相は党内が一致結束していないのは明らか。一刻も政争に明け暮れている暇ないと述べた上で党の結束が重要との認識を示す。
大阪府岸和田市の永野前市長が逮捕された。前市長は在任中の4年前、市が発注する工事の入札で会社代表に最低制限価格を教え落札させたとして官製談合防止法違反の疑いがもたれている。特捜部は前市長の認否を明らかにしていない。
赤澤経済再生相がワシントンへ出発。日本時間の5日未明以降、トランプ政権の閣僚と会談予定。自動車の関税引き下げるための大統領令の発出。日本からの5500億ドルの投資に関する合意文書の署名に結論を得たい考え。