名古屋市長選挙が投開票され、河村たかし前市長の後継指名を受けていた、前副市長の広沢一郎さんが初当選を果たした。名古屋市長選には7人が立候補し、前副市長の広沢一郎さんが、事実上一騎打ちとなった前参議院議員の大塚耕平さんにおよそ13万票の差をつけ、初当選した。広沢さんは河村前市長の政策を継続し、市民税減税の拡大や保育料無償化などを訴えてきた。河村たかし前市長は「大村知事と国の4大政党、ぐるになってもたいしたことない、信頼なんかあらへんですわ」、広沢一郎氏は「河村さんの後継ということをずっと訴えてまいりましたので、それが一番、名古屋市民の皆さんに響いたのではないか」と述べた。河村市政が対立してきた愛知県の大村知事や市議会と向き合い、公約を実現できるかが注目される。