東急電鉄の自動改札ではSuica、PASMOなどICカード、紙のきっぷ、事前購入によるQRコード、タッチ決済対応クレジットカードに対応。一方、熊本県内の路線バス、鉄道5社はSuicaなど全国交通系ICカード利用を廃止した。経営状況が厳しく、決済機器の更新費用が高いため。バスや熊本電鉄は現金、ローカルICカードに対応、来年3月にはクレジットカード決済導入予定。JR東日本は位置情報などを利用したウォークスルー改札を34年までに実施予定。三上洋氏はGPS、スマホの近距離無線など複数の技術を活用すると推測する。また、福岡大司氏は「人口減少が続き、鉄道利用者の伸びが期待できない中、JR東日本は移動の先にあるサービスもビジネスとして取り込もうとしている」と話す。