10月14日の「鉄道の日」に合わせて、水戸市ではきのう、旧国鉄時代から常磐線や水郡線を走っていた往年の機関車を間近で撮影できるイベントが行われた。JR水戸駅近くで開かれたイベントには、事前に申し込んだ鉄道ファンが集まった。展示されたのは4両の機関車。このうち電気機関車「EF81」の81号機は昭和60年に開催された「つくば科学万博」の際、昭和天皇の「お召し列車」をけん引した車両で、ファンからの根強い人気がある。企画したJR東日本水戸支社は、こうしたイベントを通じてかつて茨城県内を走っていた機関車の姿を記憶にとどめてほしいとしている。