TOPIX=東証株価指数の新たな対象銘柄が発表された。今回の入れ替えで日本マクドナルドHDやワークマンなどが新たに追加された。再来年にかけて約1000程度に絞り込まれる見込み。半導体の部材を作るテクセンドフォトマスクは去年上場してTOPIX入りをしていた。TOPIXは幅広く日本経済を見るものさしで、日経平均は絞られた大手企業を見るものさし。TOPIXの対象銘柄は1699銘柄なのに対し、日経平均株価は225銘柄となっている。計算方法にも違いがあり、TOPIXは時価総額が基準となっているが、日経平均株価は一株当たりの株価の高さが影響する。TOPIXは会社の規模を反映することで経済・市場の動きを表す。今日の入れ替えでTOPIXに35社が新たに加わる中、松屋フーズHDやミニストップなど683社は移行措置銘柄に指定された。この取捨選択にTOPIX改革の狙いがある。もっと投資しやすい指数にしようという目的で、これまでのTOPIXには多くの企業が入っていたが、中には普段あまり株が売買されていない企業もあった。こうした企業の株は買いたくても変えないことが多く、機関投資家などにとっては魅力的でなかった。今回売買のしやすさを重視してTOPIXに入る企業を絞ったのは、売買しやすい企業を中心にすることで投資を活発化させようという狙いがある。TOPIXは年金を運用する公的機関のGPIFが投資の基準にしているので、指数が上がれば年金が増える可能性がある。2028年以降は1年に1度のペースで銘柄を入れ替える。
