2021年、1年の延期を経て行われた東京五輪。日本バドミントンは全種目でメダル獲得が期待されたが、続々と敗退。そんな中、唯一準決勝に進出したのがワタガシペア。激しいラリーを制し第1ゲームを取るが、フルゲームの末中国ペアに敗れ、3位決定戦に進むことに。準決勝に負けた時になかなか気持ちが切り替えられなかったと東野は明かし、渡辺は3位決定戦に入場している時にやるしかないと覚悟を決めることができたと明かす。極限状態で迎えた3位決定戦。緩急自在のショットで相手を翻弄。第1ゲームを奪うと、抜群のコンビネーションでポイントを重ねる。そして勝利。銅メダル獲得となった。混合ダブルスで日本人初のメダル獲得。