戦後80年。兵士の心の傷に焦点を当てた国による初めての調査が進んでいる。千葉・東金市の病院に保管されている8002人のカルテ。戦時中に精神疾患などで陸軍病院に収容された兵士の記録で、終戦後に焼却処分対象となったカルテを医師がコピー・保存していた。兵士の心の傷に関する国としての初めての調査が都内で展示されている。久野一郎さんは旧海軍の兵士だった父親の姿が重なると話した。38歳で亡くなった父親が戦争による心の傷に悩んでいたのではないかと考えている。
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