さらに今週は、プレイでも記録連発だ。月曜日にダブルスチールが成功した。今シーズン、メジャー最速で20HR・20盗塁を達成した。さらに木曜日、イチローや松井稼頭央に並ぶ日本人最長4試合連続盗塁だ。現在リーグ3位22盗塁で、シーズン38個ペースである。大谷について、記者の間でも話題になっている。ワトソンさんは「HR50ー盗塁30を達成しても驚きませんし、そうなったら素晴らしいと思います」などと語った。これまでホームラン40本 ・盗塁40個を達成したのは、去年MVPのアクーニャJr.ら5人だ。大谷は、その5人も達成していない前人末倒のHP50ー盗塁30が期待されている。映像からスイングの動作などをする動画解析の第一人者の茨城県の筑波大学の川村教授の評判を聞きつけ、大谷が自ら教授を訪ねてきたという。川村教授は「野球選手として充実する20代後半に向けて徐々に筋肉をつけていくのがいいんじゃないか」などと話したという。プロ1年目、18歳で86キロだった体重は、メジャーに渡った6年前には92キロになった。そして、メジャーで戦う中でMAX102キロまでアップする。そのパワーで現在ホームラン28本で、リーグ1位トップとなった。
大谷をデビュー当時から毎年解析している川村教授によると、昨シーズンと比べるとグリップが拳ひとつ分、およそ10センチ高く、これにより早く振り下ろすことができるという。教授は、「昨年に比べて速くミートポイントに近づけ、前で捉えるとバットのヘッドはより加速したところでボールを捉えやすくなるので、ホームランが出やすくなる」などと話した。今シーズンは、過去最高の46本を超える48本ペースになった。一方、今シーズン記録を伸ばしている盗塁の過去最高は3年前の26盗塁、現在22盗塁で大幅に上回るハイペースだ。川村教授は、「野球選手は盗塁がスタートしてからスライディングに入るまで13から14歩だが、大谷選手は11歩でスライドがすごく大きい。足を回転させる筋肉がピッチャーをやっているおかげで発達しているのが非常に大きい」などと話した。投手もしている大谷選手は、股関節周りの筋肉が発達しているため大きなストライドでも速い回転で走れるという。川村教授はさらに「40-40は、80%から90%あると思う。50-30は、50%と十分いける数字じゃないかと思います」と語った。
大谷をデビュー当時から毎年解析している川村教授によると、昨シーズンと比べるとグリップが拳ひとつ分、およそ10センチ高く、これにより早く振り下ろすことができるという。教授は、「昨年に比べて速くミートポイントに近づけ、前で捉えるとバットのヘッドはより加速したところでボールを捉えやすくなるので、ホームランが出やすくなる」などと話した。今シーズンは、過去最高の46本を超える48本ペースになった。一方、今シーズン記録を伸ばしている盗塁の過去最高は3年前の26盗塁、現在22盗塁で大幅に上回るハイペースだ。川村教授は、「野球選手は盗塁がスタートしてからスライディングに入るまで13から14歩だが、大谷選手は11歩でスライドがすごく大きい。足を回転させる筋肉がピッチャーをやっているおかげで発達しているのが非常に大きい」などと話した。投手もしている大谷選手は、股関節周りの筋肉が発達しているため大きなストライドでも速い回転で走れるという。川村教授はさらに「40-40は、80%から90%あると思う。50-30は、50%と十分いける数字じゃないかと思います」と語った。