きょうの株の見通しについて松井証券の窪田さんが解説。窪田さんは日経平均予想レンジを33000円~33500円とし、東京市場も全体としては小幅な値動きにとどまりそうだなどとした。注目ポイントは「YCC運用確認で安心感」とコメント。先週金曜日の日銀の金融政策決定会合ではYCCの運用柔軟化が発表されたが、きのうの債券市場では長期金利が上昇し日銀の動きをためす動きがみられたが、0.6%を超えたところで日銀が市場の動きを牽制。これをうけ市場では日銀の緩和スタンス確認で円安と株高が加速。値動きの特徴については、精密機器や輸送用機器が上昇するなど日銀の政策変更を警戒する値動きが続いており先週前半とは変化している。今後の見通しについては、アメリカではノーランディングシナリオが強まっており、今回日銀の緩和的スタンスを確認できたことから円安・株高は続くとみているなどと解説した。