24年2月2日、大泉洋は日本武道館での公演に臨んだ。トイレが近いことから、公演の合間でもトイレを往来できるのかリハーサルでの確認作業に余念がなかった。1万3000人の観客を動員したなか、18時に開演。ステージトークで大泉は福山雅治からゲストでの出演を提案されていたが、「お断りしたんです」と明かすと、観客は気を落とした。それでも昭和ヒットソングメドレーで会場は盛り上がり、大泉はピアノの生演奏にチャレンジ。観客が大きくどよめくなか、8回目で成功させてみせた。3時間半に及ぶ公演の後、大泉は「ピアノさえなければ。あそこに立ち続けた自分に拍手したいですね。よく帰らないでいたね」と振り返った。