フランス・パリのIBC国際放送センターの日本テレビのスタジオから中継。バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽選手と松山奈未選手が登場。松山選手のご両親からの「涙が止まらなかった」「オリンピックに連れてきてくれてありがとう」、志田選手のご両親からは「感無量です」「よく乗り越えた。秋田に一回帰ってきてゆっくり寝かしてやりたい」とのメッセージを受け、志田選手は「改めて嬉しいと思う」、松山選手は「私がお礼を言いたい」と話した。3位決定戦を振り返り、志田選手は「切り替えるのは難しい中での試合だったが一瞬でも引いたら負けると思い2人で攻める気持ちでコートに立っていた。いい出だしをきれてよかった」松山選手は「切り替えれていたかといえばそうではなかったが、それでも2人で前向きな言葉を掛け合いながら挑んだ」と語った。第2ゲームの長いラリーで志田選手は「お願い、誰かミスって」と思っていたと話し、松山選手は「私は前にいたのでそんなに長く感じなかったけどこうやって見ると志田さんがよく我慢して打ってくれたなと思う」と話した。松山選手から見た志田選手の強みについて「志田選手のカバーのおかげで私が前衛で自由に動ける。カバー力では世界一だと思う」と話した。志田選手から見た松山選手の強みは「前衛の読みやタッチの感覚は世界一の選手。この才能は羨ましいし彼女の強み」なのだそう。2人は試合期間は2人部屋で食事も一緒、ほぼ毎日一緒に生活しているのだという。10年近くこうやって過ごしているので大体のことは話さなくてもわかるかな、と志田選手は話した。松山選手は学生の時に志田選手にもらった手紙を今も保管しているそう。志田選手は「パリオリンピックでメダルをとることを目標にここまできた。笑って終わることができて、金メダルには届かなかったが大満足」と語った。松山選手はバドミントンの魅力について「たくさん動いて苦しいこともあるが、勝つことが楽しい競技。今バドミントンをしているお子さんたちにはとにかく楽しんでバドミントンをしてもらえると嬉しい」と語った。