いわゆる風邪などの急性呼吸器感染症が、新型コロナやインフルエンザなどと同じ5類感染症に。4月7日からの1週間で、全国の定点医療機関で報告された急性呼吸器感染症患者は18万1270人で(1定点医療機関あたり49.38人)、これが初の調査結果となった。5類になったからといって焦って何か変える必要はないそう。厚労省は患者への影響はなく、就業制限や登校制限などもないとしている。専門家松本氏も今まで通りの対応で問題ないと話した。今回5類に分類された急性呼吸器感染症の症状は幅広く、鼻炎や中耳炎などひっくるめていわゆる風邪といわれるものや、インフルエンザや新型コロナも含まれる。厚労省は、こうした流行しやすい感染症の動向を把握すること、未知の感染症を迅速に探知する意義があるとしている。初の調査結果について専門家松本氏は「暖かくなってきて風邪も減っている割にけっこういるなという印象」と述べた。今後この数値がどう変化するかが重要だそう。また松本氏は「いままでありふれた病気として対応してきた風邪に届け出義務がかされたことで医療機関側の負担増。負担減対策も必要」などとコメント。スタジオでもパンデミックに備えいちはやく流行把握することは必要なのではなどとコメントされた。