都内に住む松本莞さん。莞さんは父と8歳まで一緒に暮らした。緒方は莞さんから父から数日に1通のペースで送られた手紙を見せてくれた。こよなく街を風景を愛した画家が家族と暮らした変わり果てた街を描いている。また莞さんは緒形直人の父の緒形拳がこの家に訪ねてきていたという。莞さんはその様子にデッサンをみてもう一回観たいと何回か家を訪れた。その時に土産物をもらったという。またこの取材の前に緒方には竣介のあだ名だったフルーツポンチを食べてもらった。父の緒形拳から松本竣介という画家を紹介してもらっていたという。その松本家に残したお礼の化石と手紙には緒形拳と直筆のサインが。