きのう全国最高気温を観測した京都。奈良県天理市の田んぼでは水温が39℃を超えまるで風呂のようになり稲はスカスカ状態になっていた。田植えの日が記録的高温と重なり苗が弱り多くが成長しなかった。イネの栽培に適した水温は25~30℃だという。さらにジャンボタニシが苗を食い荒らしている。水が蒸発した田んぼもあった。山形県東根市では7日連続の真夏日となりビニールハウスの中は40℃を超える日も。暑さによる高温障害で果実が熟しすぎ柔らかくなってしまったという。暑さに強い紅秀峰も高温障害でシワシワになっていた。サーモカメラで確認すると木の温度は30℃を超えていた。遮光シートなどで対策していたが、日照不足が原因で果実の色が薄くなってしまうことが起きていた。
愛媛県大洲市の農園でも今年初めて高温障害に見舞われ半数近くのメロンの苗が収穫間近で枯れてしまった。山梨のブドウ農園ではシャインマスカットの粒が茶色く梅干しのようにシワシワになっていた。愛知県の小清水農園では1列すべてのナスが枯れていた。ナスの栽培に適しているのは28℃ほどと言われている。高温障害になるとつぼみの多くが実にならず枯れてしまうという。収穫量は1割ほど減っている。
愛媛県大洲市の農園でも今年初めて高温障害に見舞われ半数近くのメロンの苗が収穫間近で枯れてしまった。山梨のブドウ農園ではシャインマスカットの粒が茶色く梅干しのようにシワシワになっていた。愛知県の小清水農園では1列すべてのナスが枯れていた。ナスの栽培に適しているのは28℃ほどと言われている。高温障害になるとつぼみの多くが実にならず枯れてしまうという。収穫量は1割ほど減っている。