高校生のSNSの利用状況に関する報告書が今日発表された。対象は日本・アメリカ・中国・韓国の1万5000人以上の高校生で、使い道1つとっても国によって差が出ている。高校生のSNSの利用目的はリアルな友達や知り合いとのコミュニケーションと答えたのが各国6割を超える中、日本は推し活や家族との連絡に使い、米国はニュースなどの情報収集、自分の考えなどの発信に使われていると答えた。一方日本で多かったのが1つのSNSで複数のアカウントを使い分ける高校生で、全体の54.2%に及んでいる。趣味や親しい友達、趣味別のアカウント、就活用アカウントや闇アカウントなどがある。専門家によると、今の高校生はアカウントを4〜5つ持っていて理由としては最初からすべての顔を見せるのが怖いと思っていること、効率的に情報を収集発信したいと考えているなどを上げていた。中には目標などを書いて励まし合うというアカウントや、一緒に勉強するためのタイムラプス勉強向けのアカウントを持ってるという人もいた。