警視庁が公開している地図によるときょうは板橋区や杉並区、足立区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。ことし8月、横浜市瀬谷区の80代の男性の自宅に警察官を装った女から電話がありキャッシュカード偽造の犯人リストにあなたの名前も載っていた。確認のために暗証番号を教えてほしいなどと言われた。男性が暗証番号を伝えると女はさらにキャッシュカードを裁判所に提出する必要がある。警察官が家を訪ねるので渡してほしいと言う。信じてしまった男性はその日のうちに自宅に来た警察官だという男にキャッシュカード3枚を手渡してしまい現金合わせて150万円を引き出されてしまった。今回のケースのように犯罪に関与しているかのような連絡を受けキャッシュカードを裁判所に提出する必要があるなどと言われると身の潔白を証明しようと従ってしまうかもしれない。しかしそれが詐欺グループのねらい。警察などを名乗っていてもキャッシュカードを要求したり暗証番号を聞いたりしてくる電話は詐欺。すぐに警察や家族に相談を。