- 出演者
- 伊藤隆佑 村瀬健介 國本未華 日下部正樹 山本恵里伽
オープニング映像。
今回の特集は「高市新総裁で自民党は?日本は?」。「米トランプ政権との向き合い方は?」。
- キーワード
- ワシントン(アメリカ)高市早苗
自民党総裁選が行われ、高市早苗氏が女性初の自民党総裁に選ばれた。15日に新しい総理大臣に指名される見通し。解党的出直しが焦点となった総裁選で激動の一日となった。1回目の投票で過半数を超える議員は出ず、高市氏と小泉氏の決選投票の末、高市氏が勝利した。
自民党本部から中継。高市氏が決選投票の議員票で小泉氏を逆転した裏側について与党キャップが解説。背景には党内で唯一派閥を率いる麻生最高顧問の存在がある。麻生氏は鈴木総務会長などの要職起用を求めていくとみられる。
高市新総裁の誕生を受け、野党側は高市氏に物価高対策などの議論を加速させるよう求めた。日本維新の会・吉村代表は副首都構想や社会保障改革について考えを聞きたいと述べた。
自民党新総裁が高市早苗氏に決まったことを受け、今後の見通しとポイントを紹介。党役員人事から総理大臣指名選挙までの10日間ほどが、野党との協力方法を模索する重要な期間となる。今月下旬にはトランプ大統領の来日が調整されている。
全国の天気予報を伝えた。
総裁選の陰で自民党離れが進んでいる。保守王国・福井の元町議は、裏金問題がきっかけで今の自民党自体に嫌気が差したと話した。去年の衆院選では裏金議員・高木毅氏が落選。党費の集金にも影響が出た。
保守王国・福井では総裁選の投票権を持つ党員・党友が前年比1209人減。全国では14万人減となった。自民党離れが進む理由は裏金問題以外にもある。元党員の上出雅彦さんは、自民党が保守でなくなったと考え離党した。今年の都議選で落選した松田康将元都議は、裏金問題の逆風は今も続いていると話す。今回の総裁選で候補者が訴えた解党的出直しはできるのか。元自民党事務局長の久米晃氏は、自民党への不信感は地方にも広がっていると話す。総裁選の候補者はそろって外国人への規制強化を訴えたが、問題の本質が見えていないとの批判もある。静岡・浜松市は人口78万人のうち3万人余りが外国人。外国人住民の生活を手厚く支援している。外国人との共生に積極的に取り組んできた鈴木知事は、全国知事会を代表して外国人の受け入れと多文化共生社会実現に向けた提言を国に提出。外国人を入れずに将来をどう担うかという議論はあり得ないと話した。
高市早苗新総裁のもとで解党的出直しはできるのか。今回の総裁選では外国人を巡るさまざまな課題が取り上げられた。新総裁に立ちはだかる3つの壁は、物価高対策、野党との協力、日米首脳会談。
トランプ大統領は犯罪が急増しているとしてワシントンに州兵を投入。バウザー市長は犯罪の急増はコロナ禍直後の2年前のことだと反論した。世界各地の米軍幹部数百人が海兵隊基地に集められ、トランプ大統領は州兵だけでなく軍の出動もにおわせた。ヘグセス国防長官は多様性を重視した前政権を批判。元陸軍兵は兵士たちが政治的な見世物に利用されているのが恥ずかしいと話した。トランプ政権の強硬的な不法移民対策により、合法的な移民にも疑いの目が向けられている。
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