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「板門店」 のテレビ露出情報

2018年、1期目のトランプ大統領と金正恩氏は、史上初の米朝首脳会談を実施し、朝鮮半島の完全な非核化を目指すことで合意した。その翌年、2回目の会談を実施。しかしすべての核施設廃棄を求める米国と、一部の核施設を廃棄する見返りに、経済制裁の解除を求める北朝鮮との間で折り合いがつかず、交渉は決裂した。さらに3度目の対面でも、協議が進展することはなかった。北朝鮮の政治に詳しい慶応大学・礒崎敦仁教授は「金総書記は当時の交渉決裂の記憶を、未だ強く持っている」と指摘する。礒崎教授は「金総書記は核実験もミサイル発射実験も中断して、当時拘束してた米国人をすべて解放したにもかかわらず、トランプ大統領から実利を得ることができなかった。これに対する不満が積もりに積もっている」と話した。慶応大学・礒崎敦仁教授は「1期目のトランプ政権終了後、米国と向き合うために核ミサイル開発を加速させた」と話す。礒崎教授は「米国に対し、結局交渉してもダメなのだという思いだけが残った。もっと強くないといけないという思いのもとに、軍事力強化を図ってきた。今はロシアとの安全保障上の協力も深化させている」と説明。韓国政府などによると、北朝鮮はロシアに対し、兵士を派遣したとみている。去年11月にはその見返りとして、ICBMなどの軍事技術の支援を受ける可能性が指摘されている。トランプ氏の大統領就任を前に、先月行われた朝鮮労働党中央委員会で、金正恩総書記は改めて対米強硬姿勢を示した。

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