きのう告示された自民党総裁選を巡り、きょうは共同記者会見が行われた。自民党への信頼回復が大きな課題となる中、候補者5人に共通していたのは、国民の声を吸い上げるシステム作りを訴えたことだった。小林鷹之氏は”自民党をオープンな組織に変えていく”とし、茂木敏充氏は若手人材・女性の活躍を促す考えを示した。林芳正氏はデジタル技術を活用し国民と直に交流できるプラットフォームの設置を提案した。また、高市早苗氏は「未来への不安をしっかりと夢や希望に変えていく党でありたい」と話し、小泉進次郎氏は「国民の声を政策で形にするのが国政政党・自民党だ」との考えを示した。一方で石破総理は次の総裁について”この1年間、政権でともに汗をかき基本的な政策を引き継いでもらえる人が望ましい”との考えを明らかにしている。