総務省のまとめによると、65歳以上の高齢者の推計は3623万人と初の減少に転じた。ただこれは今年新たに高齢者になる人が第1次ベビーブームと第2次ベビーブームの谷間の世代であることに起因し、少子高齢化の傾向は今後も変わらないとのこと。総人口に占める高齢者の割合は29.1%と過去最高を更新。80歳以上の人口は10人に1人となって、高齢者の高齢化が進んでいる状況となっている。2045年には総人口に占める高齢者の割合が36.3%になるとみられている。こうした中働く高齢者の数は増加傾向にあり、去年は過去最多の912万人で19年連続の増加。現在は全就業者の7人に1人が高齢者だという。働き先としては医療・福祉の現場で働く人が増えているとのこと。