自治体策定の計画に明記される原発5キロ圏内の施設の収容人数を取材した。全住民が収容可の施設を明記していたのは5カ所。明記する収容人数が住民の1割未満なのが3カ所。新潟県の柏崎刈羽原発から5キロほどの地区に住む佐藤正幸さんは複合災害時の屋外避難に不安を抱えている。柏崎市では安全な避難が難しい場合、原則ただちの避難とされる5キロ圏内の住民も屋内退避することになっている。佐藤さんの自宅から最も近い避難所は木造。もう一つの避難所には放射線物質の侵入を防げる部屋があるが、収容人数は約60人ほど。
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