ことしで芸歴43年の春風亭昇太。去年から大学に復学するなどエネルギッシュな昇太に今の時代を生きるこつを聞いた。まずはことしの目標を書いてもらうと「いつも新しく」を記していた。その理由を聞くと「僕は飽きっぽいのでいつも新しいことをしていたい。経験してないこととか今までやったことのないものとかっていうのがたぶん山ほどあるのでそういうことをたくさんしてからこの世とおさばらしたい」と話していた。実は去年、かつて中退した大学に復学。学生たちから新たな刺激を受けている。昇太は「職場も若い人、あんまりいない。」ということで、大学での話を落語のまくらにすることもあるという。昇太は200人を超える演芸家が所属する落語芸術協会の会長でもあり、そこでも常に新しい出来事を吹き込もうとしている。昇太は「今、本当に勢いあるなと思っていて宮治くん、小痴楽くん、神田伯山といった面々が頑張ってくれている」と話していた。その理由を聞かれると「うちは昔から自由な雰囲気を持っている。若手が自由な発送で落語ができる空気は作っていきたい」そのために「会長自らふざけること」と話していた。「いつも新しく」という言葉には今という時代を楽しみ尽くしたいという思いが込められている。昇太は「せっかくいい時代の日本に生きているんだから、伸びやかに生きなかったら損だと思う」と話していた。