2025年1月14日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
寺門亜衣子 江原啓一郎 片山美紀 井澤健太朗 黒田菜月 森山みなみ 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像とオープニングの挨拶。

(ニュース)
インフル流行続く“対策徹底を”

関東地方の各都県は依然としてインフルエンザの流行が続いているとして引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけている。医療機関の中には救急患者の受け入れを断らざるをえないケースも出ている。群馬県高崎市の高崎総合医療センターではインフルエンザの患者の増加で病床の使用率が一時、95%に達するなど医療提供体制がひっ迫。今月7日の夜から翌日の朝にかけては救急患者の受け入れを9件断らざるをえない状況に陥ったという。関東地方の1都6県で今月5日までの1週間に報告された1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、茨城県が60.18人、埼玉県が46.07人、群馬県が35.71人、東京都が13.81人などとなっている。いずれも前の週より減少し警報の目安となる30人を下回った地域もあるが各都県では依然として流行が続いているとして引き続き感染対策を徹底するよう呼びかけている。今月5日までの患者数は全国的にも減少したが、専門家は年末年始の時期は休みの医療機関が多く受診する人が少なかったためだと考えられるとして引き続き注意が必要だとしている。倉敷中央病院・石田直副院長は、流行の真っ只中にいると思った方がいい、学校・職場が始まってまた感染が広がる可能性があると話した。

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インフルエンザ倉敷中央病院埼玉県東京都茨城県高崎市(群馬)高崎総合医療センター
気象庁 大規模噴火時の火山灰情報 検討開始

富士山で大規模噴火が起きた場合、首都圏に大きな影響を及ぼすおそれがあるのが火山灰。多くの火山灰で交通機関をはじめ暮らしに大きな影響が出ることが懸念されている。このため気象庁は火山灰の影響を受ける地域や量を予測した情報をどう発表するか検討する初めての会合を開いた。東京都水道局が管轄する浄水場では火山灰が大量に入ると飲料水として使えなくなるおそれがあるためこのワイヤーにシートが設置される見通し。シートは大規模噴火で火山灰が降るおそれがある場合、広げることになっていて都はいち早い情報の提供を求めている。富士山で大規模な噴火が発生した場合、風向きや風速によっては東京の都心を含む首都圏の広い範囲に火山灰が降り影響が出るおそれがあり国のワーキンググループが報告書をまとめている。道路に10センチ以上火山灰が積もると車は通行が不能に。物流が滞ることで食料や飲み水、医療物資などが入手できなくなり都市機能がまひするとしている。内閣府の検討会は自治体や交通機関などさまざまな対策を進める前提として予測などの情報を住民に周知する体制が重要だとしている。こうしたことを受けてきょう火山や防災情報の専門家などによる検討会が開かれた。大規模噴火が起きて積もった火山灰が3センチ以上や30センチ以上などに達し何らかの対応が必要とされる場合に気象庁は警報として発表することも含めて検討するとしている。出席した専門家からはたくさんの火山灰が降るのか積もるのかを伝える警報のようなシンプルな情報が必要だといった意見の一方、火山灰の範囲や量を的確に予想することは難しく検討が必要だという声や火山に関するほかの情報とあわせて整理すべきだといった指摘が出されていた。検討会では情報の在り方について年度内に結論を出したいとしている。

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内閣府多摩区(神奈川)富士山東京大学東京都水道局気象庁
耳が聞こえない選手のため 「スタートランプ」開発にかけた思い

ことし11月、日本で初めて聴覚障害がある人たちの国際スポーツ大会、デフリンピックが開かれる。耳が聞こえない選手のために使われるのがこちらのスタートランプ。陸上のスタートの合図を光で知らせる機器で海外でも使われている。開発したのは都内のろう学校の教諭。開発にかけた思いを取材した。陸上で使われるスタートランプ。2016年の国際大会で初めて採用され国内外で使われている。スタートランプが導入される前、大学で開かれた競技会の様子。聞こえる人も出場する中、ピストルの音が聞こえずスタートを切れなかった選手の様子が映っている。またこちらの7レーンの選手は走りだす前の腰を上げるタイミングが分からず、周りの選手についていけませんだった。聞こえない選手は周りの様子を横目で見るなどしてスタートするのが当たり前だった。開発した竹見昌久さんは都内のろう学校の教諭で20年前から陸上部の指導をしている。スタートランプを開発するきっかけとなったのは指導していた女子生徒が涙ながらにこぼしたあることばだった。聞こえない選手のハンデをなくすために竹見さんは陸上競技の専用メーカーに協力を仰ぎ2012年にスタートランプを開発した。しかし大会関係者にはなかなか受け入れてもらえなかった。ランプの必要性を伝えようと竹見さんは国内外の国際大会に出向いて性能を売り込んだ。こうした熱意が実を結び開発から4年、国際大会で初めて採用され徐々に広がっていった。聞こえない選手たちにとって今やスタートランプは欠かせないものとなっている。スタートランプは各地で導入が始まっているが扱える人はまだ限られている。竹見さんは大会を開催する自治体などに向けて使い方を教える研修会を開いている。開発から13年、竹見さんはスタートランプから聴覚障害への理解がさらに進んでいくことを期待している。選手たちに聞いたところ横の選手の動きを見てスタートできてもおよそ0.3秒、距離にすると3メートルほど遅れるということでこの差を埋めること、努力をしてきたと話していた。江原啓一郎、寺門亜衣子らは、環境が整っていないことでこうした活躍の機会が狭められている状況は、どうにかなってほしいなと思う。それに今、私たちが気付いていないだけでほかにも同じようなことがあると感じます。竹見さんが生徒から気付きを得てスタートランプを開発したように11月のデフリンピックはこうした現状に気付く1つのきっかけになると思う。デフリンピックを機に聴覚障害者を取り巻く環境に関心を持ってもらってさまざまな社会の課題の解決へつながってほしいなと思うと語った。

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トルコ東京2025デフリンピック
リチウムイオン電池どう処分?

リチウムイオン電池が使われている製品には使われている事を示すマークが記載されているが、記載がなくとも充電できる製品にはリチウムイオン電池が使われている可能性がある。NITE製品評価技術基盤機構によるとリチウムイオン電池が使われた製品の発火などの事故の件数はおととし1年間で397件と増加傾向にある。本来はリチウムイオン電池を含む製品というのは製造、あるいは輸入販売事業者が自主的に回収して再資源化をする、これが法律で義務づけられている。家電量販店などで回収が行われている。ただ実際は家庭からのごみにまざってしまうこともあるんということで自治体も回収に動いている。目黒区と品川区の対応を取材した。

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リチウムイオン蓄電池品川区目黒区製品評価技術基盤機構
リチウムイオン電池 どう処分?自治体は?

目黒区は区が設けた専用の回収ボックスが区内10か所に設けられている。区ではおととし3月から区役所や区民センターなどに回収ボックスを設けている。モバイルバッテリーを中心に月におよそ100キロが回収されているという。一方、品川区では去年9月から陶器・ガラス・金属ごみの収集日に充電池として回収を始めた。これまでリサイクル機関が家電販売店の店頭などで回収を進めてきたが利便性を高めほかのごみと混入することを防ごうとこの方法に決めた。目黒区と品川区では自主的な回収を行っているという。ただ都内でも自治体の取り組みはさまざま。このため東京都はこうした事情を踏まえてリチウムイオン電池を含む製品を捨てる際は各自治体のホームページで確認をしてほしいと呼びかけている。

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モバイルバッテリーリチウムイオン蓄電池品川区東京都目黒区
(気象情報)
気象情報

明日の関東の天気を伝えた。

(首都圏ネットワーク)
春風亭昇太さん 「いつも楽しく」その“こころ”とは?

ことしで芸歴43年の春風亭昇太。去年から大学に復学するなどエネルギッシュな昇太に今の時代を生きるこつを聞いた。まずはことしの目標を書いてもらうと「いつも新しく」を記していた。その理由を聞くと「僕は飽きっぽいのでいつも新しいことをしていたい。経験してないこととか今までやったことのないものとかっていうのがたぶん山ほどあるのでそういうことをたくさんしてからこの世とおさばらしたい」と話していた。実は去年、かつて中退した大学に復学。学生たちから新たな刺激を受けている。昇太は「職場も若い人、あんまりいない。」ということで、大学での話を落語のまくらにすることもあるという。昇太は200人を超える演芸家が所属する落語芸術協会の会長でもあり、そこでも常に新しい出来事を吹き込もうとしている。昇太は「今、本当に勢いあるなと思っていて宮治くん、小痴楽くん、神田伯山といった面々が頑張ってくれている」と話していた。その理由を聞かれると「うちは昔から自由な雰囲気を持っている。若手が自由な発送で落語ができる空気は作っていきたい」そのために「会長自らふざけること」と話していた。「いつも新しく」という言葉には今という時代を楽しみ尽くしたいという思いが込められている。昇太は「せっかくいい時代の日本に生きているんだから、伸びやかに生きなかったら損だと思う」と話していた。

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柳亭小痴楽[3代目]桂宮治神田伯山[6代目]落語芸術協会
週刊 首都圏ナビ
WEB記事ランキング

WEB記事ランキング。1「べらぼう」蔦屋重三郎とTSUTAYAの関係は?、5 大河ドラマ「べらぼう」初回放送パブリックビューイングと1位と5位には大河ドラマ関連が、2 高額療養費制度・引き上げで自己負担どうなる?、3 電気料金・ガス料金・補助再開など生活に密接した記事が多く読まれた。

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TSUTAYA大河ドラマ べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~蔦屋重三郎
冬こそ注意!バランス力で転倒防止

冬場は路面が凍結したり厚着で動きにくくなったりして思わぬ転倒が増える。それを防ぐトレーニングを紹介した記事を紹介。ポイントを教えてくれたのは慈恵医大病院の安保雅博医師。まず自分のバランス力をチェック。靴下をはくときに何かに寄りかかったり座ったりしないと難しい下り坂では歩幅が小刻みになってしまう。チェックリスト、ホームページにもあるのでチェックしてみてほしい。さらに片足の状態で何秒立っていられるかというのも大事な指標だという。トレーニングの1つがこちらのはさみ足歩行という。不安な場合は壁や机などにすぐつかまることができる環境で行ってほしい。両足をそろえた状態から左足を前にして足を交差させて右足を外側にいく。記事では座りながらできるものも含めて3種類のトレーニングを紹介している。2週間ほど続けると変化が見られるようになる。ちょっとの段差でも転ぶと大けがにつながることあるからこういうちょっとした運動を日頃からやる習慣をつけておきたい。

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安保雅博東京慈恵会医科大学附属病院
(お知らせ)
視聴者のみなさまと語る会

「視聴者のみなさまと語る会」の告知。1月25日(土)午後1時30分からオンライン開催。

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視聴者のみなさまと語る会
講演会「おとなりさんはなやんでる。」制作の舞台裏

講演会「おとなりさんはなやんでる。」制作の舞台裏の告知。応募締切は1月16日(木)正午。

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『おとなりさんはなやんでる。』制作の舞台裏
おでかけしゅと犬くん
川崎市100年と南武線のつながり

川崎・高津区の「大山街道ふるさと館」から中継。現在「爆誕!!かわさき100年物語」という展示が行われている。去年、市制施行100年を迎えた川崎市だが大都市として爆誕したその歩みをこちらで知ることができる。川崎市はもともとは農業が盛んな町だった。こちら梨や桃、昔はこういった果樹の栽培が盛んだったことがこういった資料から分かる。その後の発展に欠かせなかったのが、やはり南武線。こちらには南武線の昔の資料も展示されている。こちら昭和初期に描かれた地図だがちょっと細かいのでパンフレットになっているのでこちらを見ていく。画面右上のほうには奥多摩があるだがそちらはセメント採掘場があり一方で画面左下のほうには川崎があるがこちらはセメント工場があるということで石灰石が南武線によって運ばれてきたということが分かる。

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(気象情報)
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(エンディング)
エンディングトーク

エンディングの挨拶。

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