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「栄和公民館」 のテレビ露出情報

今年9月に埼玉大学で行われた「逃げ地図作り」のワークショップには海外からの留学生も参加した。水害からの避難を考える「逃げ地図」を作る。用意するのは地域の白地図と色鉛筆、約5センチの革紐。革紐は地図上では129m、高齢者の足で3分かかる距離に相当する。白地図の赤丸は避難場所。橋には洪水のときに通れなくなることを示すバツ印を付ける。避難場所から革紐を使って3分かかるところを緑で塗る。次は黄緑。その次は黄色、と3分刻みで色分けする。すると避難場所までどのくらいの時間がかかるかがパッと見でわかるようになる。逃げ地図作りでわからない場所があると、実際にそこに行って確かめるきっかけにもなる。次に避難する方向を矢印で書いていく。1時間ほどで逃げ地図が完成した。実際に逃げ地図を作ったことで、避難に20分以上かかるエリアが可視化された。逃げ地図は東京スカイツリーなどを開発した大手の設計事務所が開発したもの。逃げ地図作りの真の狙いは地域の人同士でコミュニケーションをとることにある。ワークショップが地域にどんな人がいて、どんなことを求めているのかを知る第一歩となる。

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