7月1日時点の基準地価の全国平均は、前年比で1%上昇した。上昇は、2年連続だ。経済活動などがコロナ禍から回復し、商店や住宅の需要が拡大したことが要因だ。住宅地で最も地価が上昇したのは、北海道千歳市栄町だ。半導体の国産化を目指すラピダスの工場建設に伴い、居住者が増えることなどが見込まれているためだ。全国で最も地価が高かったのは、18年連続で、東京・銀座の明治屋銀座ビルとなり、1平方メートルあたり4010万円だった。
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