衆議院選挙はあす公示。7党首が生討論。「日本の安全保障は」「核兵器禁止条約、オブザーバー参加は」。国民民主党・玉木雄一郎代表が「核保有国も加入しているNPT条約。究極的な条約締結に向けた誠実な交渉の努力の一環として席を共にし被爆の実相を伝えていく、非人道性を伝えていくことの意義は整合性ある形でできる。外務省にも政府にも真剣に検討してもらいたい」、共産党・田村智子委員長が「核抑止を乗り越える議論をしなければならない」、れいわ新選組・山本太郎代表が「ロシアとの間に関係性を保ち停戦を申し込む、そのテーブルに米国とロシアをつけることを最大限努力すべき」などとコメントした。「日本の安全保障は」。日本維新の会・馬場伸幸代表が「プランを持って核兵器禁止条約の締結国会議にオブザーバーで参加し、各国に説明して回るだけでも説得力が出てくる」、立憲民主党・野田佳彦代表が「日米外交、日米同盟が日本の外交安全保障の基軸。力による現状変更はだめだという多層的な動きを作っていく事が大事」、自由民主党・石破茂総裁が「話し合える体制をNATO並みに作る。核ミサイルを撃たれても必ず落とせるミサイル防衛能力を上げる。国民は1人も死なない、シェルターも含めて国民保護の体制をやる。核を使っても意味がないという体制を作っていかなければいけない」などと話した。