落合さんはたった3人しか成し遂げていない偉業である、鈴木誠也の20号到達について「やるだろうとは思ってたけど、3人というのはそれだけ難しいこと」などと話した。中畑さんは藤浪晋太郎について「この暴れ馬がここまで成長できた。移籍して優勝・プレーオフ進出の原動力となった」などと絶賛した。千賀滉大の12勝に関しては「当たり前かな。彼は行く前からこのくらいは間違いなくやってくれる投手だと思った」などと中畑さんはコメントした。エンゼルスの大谷投手は19日に2度目の右肘手術をし、無事成功したことをSNSで報告した。ひじの手術といえば最も知られているのはトミー・ジョン手術であり、1974年に手術を受けたトミー・ジョン投手にちなんでこう呼ばれている。フランク・ジョーブ博士考案の手術で、日本人では村田投手、桑田投手がジョーブ博士の手術を受けた。この手術は広く普及し、松坂投手など数多くの選手が復帰を果たした。大谷投手が前回行ったのもこの手術だった。今回もこの手術が行われるだと言われていたが、海外の論文ではメジャーリーガーが2回目の手術で同レベルに復帰できるのは約70%とのデータも有り心配されていた。医師は前回と同じニール医師で、今回の手術内容は明かしていないが、損傷のある箇所を修復し、生体組織を移植して、健康なじん帯を補強したと説明した。馬見塚医師は今回トミー・ジョン手術が行われた可能性は低いとみている。前回移植したじん帯を補強する形で手術が行われたのではないかと言う。ネズバレロ氏は「今回の手術は二刀流を長く続ける為の決断」としていて、投手としては2025年まで復帰はできないと言われているが、来年の開幕時には打者として復帰する見通しだ。米メディアからは右肘故障について選手としての価値は半分になるとの指摘も出ている。一方で来季は投げられないがその後投手として活躍する芽はあり、しかも彼は強打者だと評価する声も絶えない。落合さんは「右肘を手術してバッターとして触れるというのが不思議でしょうがない」と話し、中畑さんは「打者として痛みさえ消えれば問題ないと思うが、この手術の後に投げられるようになるかが心配だ」などとコメントした。