選挙戦2日目、立憲民主党・野田代表と自民党・高市前経済安全保障担当大臣という与野党の大物議員2人が応援に駆け付けた新潟5区。立憲民主党の前衆議院議員・梅谷守氏と自民党の前衆議院議員・高鳥修一氏が立候補。梅谷候補は「物価高対策や人口減少対策など力を入れる」と訴え、今回は「政権選択の選挙」と位置付けている。梅谷候補はことし2月、選挙区内で有権者に日本酒を配っていたことが発覚。公職選挙法違反の疑いで刑事告発され、党から1か月の党員資格停止の処分を受けた。高鳥候補は災害対策などにかかる公共事業の財源確保、物価高対策としてガソリン減税などを訴えている。所属していた安倍派から544万円のキックバックを受け取ったものの収支報告書に記載していなかったことから党から戒告処分を受け、比例代表への重複立候補が認められなかった。高鳥候補は「選挙の争点は政治とカネに絞るべきではない」と訴える。新潟5区は選挙区割りの改定で2市1町が加わり有権者が増加。選挙区の面積は福岡県とほぼ同じ広さとなった。