「原爆供養塔」(広島市・平和公園)に安置されている引き取り手のない約7万人の遺骨のうち遺髪のDNA鑑定で身元が判明した遺骨が遺族に引き渡された。引き渡されたのは13歳で被爆死した「梶山初枝」さん。去年5月、「鍛冶山ミチ子」と納骨名簿に記されていた遺骨について遺族が広島市に問い合わせていた。去年12月、市が骨壺内の遺髪のDNA型鑑定を行い、身元の特定に成功した。梶山さんの妹・大門美智子は「夢を見ているような感じ。胸がいっぱい」と話す。原爆供養塔には、ほかに52人分の遺髪があることが判明しており、市は遺族から申し出があればDNA型鑑定を行う方針。
