声の権利を守るルールづくりを求め、声優たちが会見で訴えた。生成AIを使って声優の声が無断で利用されている問題で、声優などの業界3団体は外国映画などの吹き替えに生成AI音声を使用しないことや、利用の際は本人の許可を得ることなどを求める声明を発表した。この問題をめぐっては先月、人気声優の山寺宏一さんや梶裕貴さんら26人がルールづくりを訴える啓発動画が公開されている。“声を著作物として認めていない”今の日本の法律。文化庁などで協議が進められているものの課題の解決には至っていない。3団体は国や関係する事業者などにAI音声の利用ルールの整備を求めていくとしている。