きょう新宿アルタが閉館し、45年の歴史に幕を下ろす。1980年4月、JR新宿駅東口にファッションビルとして誕生。壁面には開業時から大型ビジョン「アルタビジョン」を設置し、「アルタ前」が待ち合わせの定番になった。「アルタ」の由来は「既存のものにとらわれない」という意味の「オルタナティブ(altarnative)」から。未来に向けて新しいものを発信していく思いが込められている。アルタビジョンは新宿東口の象徴で、日本初とされる大型街頭ビジョンで、大きさは約60畳。1982年10月、アルタ内のスタジオから昼の生放送「笑っていいとも!」がスタート。2014年3月に放送が終了し、放送回数は8054回。近年、売り上げが低迷、閉館の決断を余儀なくされた。今後についてビルの所有会社は「検討中」としている。