TVでた蔵トップ>> キーワード

「森野旧薬園」 のテレビ露出情報

周囲を山に囲まれた奈良県宇陀市は奈良と伊勢を結ぶ要衝として栄えた。葛粉の産地として知られ、「吉野葛」は全国で親しまれている。原料となるクズの根は養分を蓄えた冬に掘り起こして加工する。細かく砕いて水にさらし、アクを抜いて粉を取る。くず餅などのほか薬にも使われてきた。江戸時代から薬草として利用されてきたカタクリは北国の山里に多いが、宇陀市では森野旧薬園で栽培されている。徳川吉宗の時代に造られ、今も250種類以上の薬草を栽培している。19代目の森野てる子さんが案内してくれた。一番貴重なものはカンゾウ。中国やウラル地方にたくさん生えているが、日本では育ちにくいという。現在は薬を作っていないが、江戸時代の薬草文化や栽培法を伝え残すために栽培を続けている。半栽培は活力ある薬草を育てる知恵。花が終わった夏になるとカタクリは葉を落とし地中の球根だけになる。翌年のカタクリの生育を助けるため、草を刈り取るが、邪魔にならない草は残して自然に近い状態を保つ。半分だけ軽く手を加えることから半栽培と呼ばれる。昆虫にとっても住みやすい環境が保たれる。カタクリが種を実らすとアリが運んで分布が広がっていく。
住所: 奈良県宇陀市大宇陀西山3

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月5日放送 22:45 - 22:50 NHK総合
ハロー!NHKワールドJAPAN(ハロー!NHKワールドJAPAN)
Herbal Symphonyでは奈良県宇陀市にある薬草園「森野旧薬園」を特集した。森野旧薬園は約300年前に開かれ、疫病の際には江戸幕府に作った薬草を献上していた。森野旧薬園の始まりは森野藤助が店の裏庭に薬草を育て始めたことから始まり。薬園の管理を任されている原野夫妻は無農薬で自然に近い形で薬草を育てているなどと伝えた。Herbal SymphonyはNH[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.