楽天グループは金融事業の再編を発表している。楽天モバイルとともに、カード・銀行・証券HDなどの企業に現在は直接楽天グループ本体が出資する形式が取られていたが、今後は楽天銀行を本体にカード事業と証券事業を組み込む形になるという。これにより事業の重複をなくして経営を効率化し、顧客データの連携を強化できるという。楽天は5年連続の赤字となっていて、モバイル事業の投資が背景にある。その一方で楽天銀行・証券HD事業は好調となっているが、金融事業の新規参入が相次ぐ中で次の手を打つ形となっている。
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