TVでた蔵トップ>> キーワード

「楽寿」 のテレビ露出情報

福島県沖でトラフグが大量に水揚げされているという。漁獲量が15年前と比べ18倍になっている。一方、おせち料理に欠かせない魚介類の価格が高騰している。イクラの価格が高騰している。相馬市で水揚げされているのは今朝相馬沖でとれたトラフグ。近年福島県沖での漁獲量が急増。1キロ約5000円で取引され、約7割が豊洲などに卸され、年間売り上げは約1億3400万円にものぼる。福島県沖ではとれる魚が変わってきているという。地元漁協などでは、福島県沖でとれた天然トラフグを「福とら」と名付け、ブランド化に力を入れている。地元の割烹 やましたでは以前は県外でとれたトラフグを使用していたが、約5年前から全て福島県沖の天然トラフグを使用するようになったという。相馬市では給食でもふぐめしが提供されていた。また、地元の水産加工業者がフグの調理師免許を取得し、トラフグの鍋セットなどに加工している。 
加工した製品は浜の駅 松川浦などで販売。県外からもトラフグを求めに客が来ていた。福島県水産海洋研究センターによると福島県沖の海面水温は50年で約2度上昇したという。トラフグは山口県などが主な産地だったが、地球温暖化による海面水温の上昇で生息域が北上し福島沖で大量に水揚げされるようになったという。福島でトラフグが急増する一方、イクラの価格が上昇しているという。イクラ高騰の理由は北海道産の秋サケの不漁。先月の北海道のサケ漁獲量は去年の8割ほどにとどまった。えりも町の水産加工会社では年末年始の贈答用としてサケの塩漬けを作っているが、例年の半分しか鮭がないという。都内のイクラ丼専門店でも「近い未来イクラが高騰していき、10年20年後はいくらが食べられなくなってしまうと予想している」と店主が懸念。10年前680円だった上いくら丼だが、先月からは2750円。影響はおせち料理にも。約6万3000個のおせち料理を製造する企業ではサーモン、いくらの値上がりが起きていると話す。イクラの仕入れ値は約2倍だという。そのため、おせちの値段を値上げ。価格高騰に備え、去年のうちに食材の大量購入契約をし、値上げを抑える努力をしてきたという。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.