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「横山久美」 のテレビ露出情報

岡山県美作市を本拠地とする女子サッカーチーム・岡山湯郷ベル。なでしこジャパンを支えてきたチームだ。チーム誕生のきっかけは2001年、日本サッカー協会から女子サッカーチームを作らないかという話が町に持ちかけられた。当時、日本はバブル崩壊による不況の時代で廃部に追い込まれるチームが相次いでいた。この話に、町のスポーツ振興課に務めていた黒田和則は大きな夢を抱いた。黒田はオリンピック選手を輩出すると町の議会を説得、チームの運営資金を確保した。さらに、選手たちの雇用は地元・湯郷温泉の女将の会に頼み込んだ。そして、日本サッカー協会から監督として本田美登里が送り込まれた。本田は女子サッカー界の草分け的存在だ。翌月には全国から入団を希望する選手が殺到。こうして岡山湯郷ベルが誕生。2003年、L・リーグに参入した。2004年にはL・リーグ1部に昇格。地域の支えを受けながら岡山湯郷ベルはリーグ1部の中核に成長した。そして、岡山湯郷ベルから宮間あやと福元美穂が日本代表入りを果たした。湯郷ベルに救われ生きがいになった人もいる。
2011年に開催されたワールドカップで日本女子サッカー初の世界一の栄冠んを掴んだ。帰国した宮間と福元は東京で予定されていた記者会見を辞退し岡山へ直行した。湯郷の名は一躍全国区に。しかし宮間が退団後、チームは低迷。コロナ禍で観客も減っていき町との関係性が失われつつあった。その状況を変えようと2023年、新体制となった。さらに、町との絆を再び育んでいった。その拠点としてベルカフェを立ち上げた。働いているのは選手たち。2023年シーズン、なでしこ2部で湯郷は躍進した。

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