鶴見駅で家について行っていい人を探す。仕事帰りでちょっと飲んできたという男性に声をかけた。男性は経理の仕事をしていて持っていたバッグは「LIZ LISA」というブランドのものだった。交渉すると許可がおりた。熊田充博さんは53歳で出身は北海道で現在独身で結婚は避けてきた。住まいはちく30年のマンションで扉の前に飾付けがされていて熊田さんは帰って来ることに喜びを感じないといけないと思ってと話しさらに扉を開けると女性ものの制服が飾られていてショップみたいに希望持てるみたいななど話した。
熊田さんの自宅へ訪問。部屋は1Kで10階にあり横浜ベイブリッジが見えるという。部屋には川上弘美さんの小説は会社で使っていたという「本日終了」と書かれた置物があった。自炊は少々行っているという。棚はすべてLIZ LISAのもので女装するのが私のステータスであると話しスタッフがどれか着ていただけたりしないですかと聞くとどれがいいですかと話しちょっと足出しみようかなと話した。
女装するのが私のステータスであると話す熊田さんが着替えて登場。横浜のビブレなども女装して歩くという。熊田さんは気持ちは男性で女の子の格好を着ることで女性の気持ちも分かるや元々グッズが好きだったというのもあるという話す。女装する上の苦労についてスカートをめくられたり、胸を触られたりするが相手はふざけてそういう格好をしていると思っているためセクハラと訴えても通用しなかったりするという。部屋にはフェリス女学院の維持協力終身会員の証明書があり学校の考えと自分の考えが合ってると感じ寄附をしているという。熊田さんは女性が社会的に自立して生きてほしいと思っていてこれまで25万円以上を寄附しているという。そして女性が安心して生きられる環境がなきゃいけないと話した。
女性の気持ちを考えるようになったきっかけについて母が不幸な人生になったのもあると思うと明かす。父は母に「はいはい言ってればいい」と考えを持っている人で「女なんて社会の役に立たない」と言ったことを疑問に思った。親達は戦争世代で学校にも通えず知識不足で社会的に自立出来なかったという。母からは聞いたことはないが理解したつもりでいて、今平等に近いものがあるけどまだまだやるべきだと思うなど話した。鶴見駅で熊田さんの家について行ったら母のような女性をなくすため男女平等を強く円がう男性の想いが聞けた。