今、東京でも最新の肉まん店がオープンし、肉まん人気が広がっている。鹿港は週末は常に大行列で、肉まんを始め全部で8種類。冬の時期には夕方に完売するほど人気となっている。どの常連も口を揃えるのが、生地が美味しいこと。2種類の小麦粉を独自配合し、1日2500個作る肉まんは手包み。生地作りと同時に餡も包んでいく。熟練の感覚で見極めた生地は何度も伸ばす。生地を何度も揉むことで、麺のようなコシを生む。台湾で日本語教師だった店主が、赴任中に肉まんの味に衝撃を受けて24年前に台湾の名店・振味珍で修行し、2003年に修行先のレシピを再現したお店を世田谷区にオープンさせた。餡は、国産豚肉に台湾油葱などを合わせ粗めにミンチ。若林正恭は、ハンバーグくらい肉肉しいなどとコメントした。