横浜薬科大学・北川康行教授に話を聞く。北川教授は南京錠とその鍵を示し、病気と薬の関係に似ているという。薬は病気の原因に対して、薬は人体への影響をおさえること。重要なのは、鍵穴に当たる部分の構造を知ること。構造を解析するため、これまではX線回折装置やクライオ電子顕微鏡などで実際に測定。ただ、膨大な時間やコストがかかり、状況や大きさによっては構造が分からないたんぱく質もあった。そこに登場したのがAI。大量のデータを学習しアミノ酸のつながりから、たんぱく質の立体構造を予測できるようになった。都内のバイオベンチャー企業ではこれまでX線により病気を解析してきたが、時間と費用が膨大にかかっていた。しかしAIでの予測とX線の解析結果が合致。その精度は非常に高いという。これは様々な薬の開発につながるという。
住所: 神奈川県横浜市戸塚区俣野町601
URL: http://www.hamayaku.jp/
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