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「横田崇教授」 のテレビ露出情報

南海トラフ巨大地震というのがどういったものなのか、地図を使って解説。南海トラフ巨大地震が起きた場合に、震度6弱以上の揺れ、または高い津波が来る可能性があるとされている場所は、1都2府26県の707市町村が想定されているという。想定される死者数は最悪の場合、最大で32万3000人。昨夜の地震の震源地は日向灘だった。マグニチュードが6.6。去年の8月に起きた地震と今回の地震ともに震源が南海トラフ巨大地震想定震源域の中に入っていた。きのうの地震を受けて、南海トラフ地震臨時情報が発表された。南海トラフ地震臨時情報は、マグニチュード6.8以上の地震や、異常な変化が観測された場合に発表される。地震の発生から5分後から30分後に臨時情報の調査中というものが発表される。南海トラフ地震と関連するかどうか、評価検討会が現象を評価する。この検討会により最短2時間後に3つの結果が示される。マグニチュード8以上の場合は、巨大地震警戒というものが出される。マグニチュード7以上の場合は、巨大地震注意が発表される。いずれにも該当しない場合は、調査終了、この3つのうちのどれかが発表されるという流れになっている。昨夜の地震は午後9時19分ごろに発生して、その後30分近く経った午後9時55分に臨時情報の調査中が出された。きのうの地震に関しては、調査終了が発表され、南海トラフ巨大地震の発生の確率が高まったと見られる現状ではないと判断された。
南海トラフ地震臨時情報が出たときにすべきことについて、検討会の委員でもある、愛知工業大学の横田崇教授に話を聞いた所「調査中のタイミングでは、次の発表への準備が大切だ」と答えた。具体的にはまず家具が固定されているのか棚の上などに落下物がないのか、そして備蓄品の準備ができているのか、そして避難経路の確認などが、発表までの空白の2時間を使って、確認すべきだと言っていた。また結果が出されたときにはどうすべきか、まずはマグニチュード8以上の警戒のとき、地震が起きてから避難をするのでは間に合わない可能性がある方は、事前の避難が大事だと言っていた。きのうは日向灘が震源だったが、震源に近いかどうかではなく被害が想定される地域の方、全員が意識をする必要があるという。臨時情報の注意が発表された場合、これは調査中のときと非常に似ているが、すぐに避難ができるように備えを再確認。また1週間ほどは、大きな地震が起きる可能性があると思って注意をして日々、生活をする必要があるという。きのうは調査終了だったが、調査終了が発表されても日常的な備えをして用心をするのが大切だという。南海トラフ地震は想定の震源域が非常に大きく、防災対策推進地域、被害が想定される地域も多いため、遠い地域だから大丈夫だと思わずに、臨時情報の調査中が出た場合はしっかり確認する。そこから2時間程度で結果が出るので、その結果もあわせて注意を払うということが大事になるという。

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