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「横須賀市(神奈川県)」 のテレビ露出情報

勝目結羽さんの練習に密着。結羽さんが所属するのは「NEXUS WRESTLING TEAM YOKOSUKA」。7年前に父の力也さんが立ち上げ、現在は41名の選手が所属。全国トップクラスの選手を多数輩出する名門である。平日は朝1時間・午後2時間半の練習量。そんなクラブチームの壁には「NEXUS 7原則」と7つの精神論が。また力也さんには食のこだわりもある。この日生徒たちを連れてきたのはジビエ料理のお店で、野生のイノシシやシカなどが堪能できる。野生になれ!という意味で連れてきているとのこと。
中学生のレスリングは前半2分後半2分の2ピリオドからなり、相手の両肩を1秒間マットにつければ即勝利。もしくは計4分の得点数により決まる。相手を場外に出せば1ポイント、テイクダウンを決めると2ポイント、ローリングも2ポイントとなる。さらに立っている状態から相手を背中から倒せば4ポイント獲得。10ポイント差でテクニカルフォール勝ちとなる。そんなレスリングで結羽さんの武器は片足タックル。吉田沙保里さんの動きに近づけるため、そのようにしているという。
現在両親と一緒に暮らしているのは結羽さんと妹の彩羽さん。兄の大翔さんは山梨学院大学で寮生活をしている。自宅での親子関係を尋ねると、娘からバリアを張られていると力也さんは話した。そんな力也さんは現役時代、五輪出場を期待される選手だったという。しかし目指していたアトランタ五輪の出場は叶わず、指導者の道へ。そして7年前に長男から「勝たせてください」と言われ、自分の夢を子どもたちに託す決意をしてチームを立ち上げた。結羽さんも五輪で優勝することが恩返しと話している。
力也さんと挑む最後の全国大会がやってきた。大会は予選を勝ち上がった24名で競うトーナメント戦。シードの結羽さんは4回勝てば優勝となる。中学2年生では42kg級で優勝したが、今大会では46kg級に挑戦。優勝すること以外に、無失点で勝ち進み最優秀選手賞を貰うことも目標だという。初戦の相手は同学年の中学3年生。順調にポイントを重ね10対0でテクニカルフォール勝ちした。続く準々決勝もテクニカルフォール勝ち。そして準決勝では得意の片足タックルが炸裂し6対0で見事勝利。無失点のまま決勝進出となった。決勝戦の相手は同学年の大矢選手。中学2年生でこの階級を制覇した強敵である。

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