午前5時半ごろ北海道滝川市で路面が一部凍結していたという国道で軽乗用車と反対車線を走行していたトラックが衝突し軽乗用車を運転していた20代の男性が死亡した。滝川市では午前5時時点で気温は-1.1℃で積雪29センチだった。北海道から東北にかけては週末から初雪ラッシュで北海道幌加内町の朱鞠内では最深積雪が今季全国最大の64センチに。上空の強い寒気の影響で今朝日本各地で厳しい冷え込みになり、全国の約半分の449地点で今季最低気温になった。新潟県妙高市では紅葉した木々に雪が積もった。突然の冬に旅館も冬支度に大忙し。 岐阜県にある奥飛騨温泉郷、こちらも一面銀世界。宮城県気仙沼市では冬を告げる気嵐が発生した。今日、気象庁では東京地方で3年ぶりに木枯らし1号が吹いたと発表した。東京は今季最低の7.9℃で晴れていても冷たい北風が吹いていた。乾いているのは空気だけではない。高知県四万十川では川が干上がり底が見える異常状態に。今日ドローンから上空から撮影すると白い石が見えている状態。この佐田沈下橋から出る屋形船では石に衝突しないように慎重に運航しているという。河川を管理する中村河川国道事務所によると水不足の原因は雨が降らないことと台風がほとんどないことだという。高知県で10月に雨が降ったのはわずか5日で平年の10分の1しか降っていないという。名物のアユ漁にも影響が。今は産卵時期で上流から下流に移動する時期だが、四万十川上流淡水漁業協同組合の組合長は「水温が温かいのと水量が少ないのでアユが上流にとどまっている」などコメント。ただ、今日気温が急降下したことでアユにも影響があるという。