今年の梅雨は平年より降水量が少ない。東京は平年比25%、横浜は24%、千葉は24%、さいたまは44%。水ジャーナリスト・武蔵野大学客員教授・橋本淳司氏は「ダムの水源地に雨が降らないと水道水源として意味がない。小雨になったり、暑くて蒸発量が増えたりするとダムの貯水量が一気に減り、今後の降水によっては本格的な水不足になる可能性がある」と指摘した。気象防災キャスター・天達武史は「このまま降らないで空梅雨で暑い夏が来ると深刻な問題になる。現在、利根川水系のダムはここ数年で一番水は多いが、夏はどんどん使うので一気に干上がってしまうことも考えられる」と解説した。