がんだった妻を自宅でみとった男性。妻の希望を叶えることができた。住み慣れた自宅で最期を迎えたいというものだった。本人の希望を叶えるためにすべき準備はACP。人生の最期をどこで、どんな医療・ケアを受けたいか家族や医療・介護の専門職と共有する。約160万人が亡くなる多死社会。約1年以内に死ぬと仮定し最期をどこで迎えたいかとの調査で自宅が43.8%を選んだ。だが自宅で終末期に医療を受けた人は9.4%。自宅でのみとりを希望しているが対応はギリギリの状態。高知県東部では24時間、訪問介護を行うところはほとんどなく在宅医も不足している。訪問看護師が介護の仕事を肩代わりしないといけない現状。地域の医療や介護が不足する現実。今後、自宅でのみとりが十分にできなくなると懸念している。高齢者人口が生産年齢人口よりも多くなっている自治体が全国で11%にのぼっていて、2050年には48%となると分析されている。また人生の最期を自宅ではなく医療機関や介護施設と回答した人の理由は家族などに負担がかかるが最も多く74%。私達ができる準備はACP=人生会議。人生の最期にどこで、どんな治療を受けるか受けないか家族・主治医などと事前に繰り返し話し合う。
